社員旅行de島原・雲仙【思い出の旅】

10月の最終土日、社員旅行で、西山口へ行きます。
みなさん、お勧め知ってたら教えてくださいね～。

ということで、ハワイの記事の下書きがなかなかすすまないので、去年の社員旅行の記事を・・・・。

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【思い出の旅】2006年10月
好天続きの九州。紅葉には少し早いけれど爽やかな陽気で旅行にはうってつけのお天気の中、社員旅行で島原・雲仙へ行って来ました。
社員旅行という名前ではあるけれど、会社持ちのおいしい旅行ではなく、社員の有志（8割）で毎月3000円づつコツコツ積み立てての旅行です。
発起人の1人であり、毎月の取り立て（笑）、旅行の幹事は私の仕事・・・。
みんなの大事な積立がかかってるので、大変です！
初の旅行だった前年は、日田・天ケ瀬方面へ。観光バス会社を併設している旅館がみつかり、往復貸しきりバス付でかなりのお手ごろな旅ができました。
さて、今回は・・・というと、リクエストの結果、同率で壱岐か雲仙。ということで、検討した結果、観光地も宿泊先の選択も多い雲仙に決定！！
決めたはいいけれど、全国的にもメジャーな温泉地のため、宿泊費も去年よりはお高く、昨年のような観光バス付のプランなんてあるわけが無し・・・。 1人￥30,000という予算ギリギリの旅になってしまいました。

さて、いよいよ出発。初日は、社員旅行といえばやっぱり「貸し切りバス」よね♪
ということで、マイクロ小型バスを手配。定員25名のバスを12名で利用するのだから座席もゆったり贅沢気分！！
その代わりお値段もそれなりなので、今回は往路のみの利用なり(T_T)

朝、かなり早い8：15分天神集合。
私は、バスに積み込むビールなどを持っていくため、他1名と7：45会社集合。は・・・早い。
念のため、会社の人にモーニングコールを頼んでいたのだけど、コレが失敗。ちょっと遅れて私が家をでる間際にかかってきたモーニングコール。コレに出たまま携帯電話を家に忘れてきちゃった・・・幹事が携帯忘れてどうする～～～反省・・・(>_<)

会社に寄って、荷物を持ち、途中でお茶と缶酎ハイも買い足して集合場所に着くと、すでに全員集合！優秀･優秀♪
さ＝出発！！！

まったり旅行の私たち。バスに酔い易い人もいるし、スモーカーもいるし、朝も早うから、バスでビールの皆様はお手洗いも近い！！ということで、普通のツアーでは考えられないくらい途中休憩をとりながら（笑）まず、目指すは島原へ。

島原城の駐車場（小型バス￥520）にバスを止めてもらい、ココを起点に観光とお昼ご飯。
まずは、島原城へ。1人￥520の入場料を払い、城の中に入ると、ちょっとした資料館のようになっていた。
隠れキリシタンの取り締まりの為の踏絵を見ながら、「ウチらだったら絶対踏めるね（笑）」とか祟られそうな会話をしながら資料を閲覧しつつ1階1階登っていくと、ようやく天守閣。
さすが、天守閣。そんなに高いとは言えないお城のてっぺんからでも、島原城下が海から山まで一望だった。
風もいい感じに吹いていてとっても気持ちが良かった。

下に降り、全員がそろった所でお決まりの集合写真（笑）の後はお待ち兼ねの昼食タイム。
今日の昼食は、島原の名物「具雑煮」♪島原の乱の際、天草四郎の命の元、農民達が持ち寄ったお餅に山海の具を集めて栄養を取ったことが最初とされるお料理。
名前通り、お餅だけでなく、具がた～っくさん入っていてかなりの美味。
お昼ご飯は、会社から出してもらえるので、美味しそうなタコ刺しも遠慮なく追加してお昼ご飯を堪能♪ 

具雑煮（梅￥1200）とタコ刺し

昼食後、集合時間までまだ時間があったので、武家屋敷へ行ってみた。
一直線の小川の両端に整然とならぶ石垣の道。残念なことに、石垣のみを保存して、中のオウチは武家屋敷とは似ても似つかない洋風なオウチも数件あったけど（こう言うところが日本の悲しいところ）、昔ながらの佇まいを残しているところもあり、風情ある道だった。

武家屋敷からお城の下へ戻ってくると、集合時間まであと少し。
このまま駐車場に戻るかと思っていると、何人かが「足湯～～～」と叫びだす。
「足湯？？どこにあるんだ？？」と思っていると、武家屋敷とはまったく逆方向とのこと。
「え～時間あんま無いんですけど～～」と叫ぶ私に「スグそこのはず！！」と突き進む。
かく言う私も足湯には興味ありということで、仕方なく？着いていくと・・・行けども行けども見えてこない・・・。
え～～一体どこよ～～。といいながら、かなり歩いてようやく発見。
その時点で既に集合時間。う～～～ん。でもせっかく来たしな＝。
ということで、バスに連絡して、足湯組みで無い人たちが揃ったらココまで迎えに来てもらうことにした。
なんとも、我侭なっていうか、勝手な旅？？（笑）

無事バスに集合し、「まゆやまロード」をドライブ。
平成新山を間近に見ることができる「ネイチャーセンター」へ。バスからみる平成新山は、先の災害跡を生々しく残し、未だ草木もまばらの日本で一番新しい山。
残念ながら、雲がかかり頂上を望むことは出来なかったが、まゆやまロードの走る車窓からみる火砕流・土石流の通った跡。
災害からまだホンの少しの時間しか経過していないことを思い知らされる。

 逆行で殆ど見えない・・・

まゆやまロードを通り、本日の最終見学地「雲仙災害記念館（がまだすドーム）」(￥800ネット割引後）へ。
設立には島原の税金や義捐金の一部もあてられているらしく、入場料もかなり高い・・・。
中は、先の災害を始め、それ以前の島原と火山との共存を学ぶことができるかなり凝った施設。
先の災害で数多く犠牲になった報道関係の方が残された、高温で変形したカメラが展示されいたり、そのカメラで最後に撮影された映像なども放映されていて、火砕流の恐ろしさを実感。
その他にもハイテクを駆使して作られた展示物はそれなりに面白く、目の前に平成新山、後ろに有明海と景色も抜群の立地。
お値段がやすければ、また行こうって思える施設なのに・・・。

記念館を後に、本日の宿泊先、雲仙温泉へ。島原から、バスで走ること40分程で、急に山が開けたと思うと、山の中とは思えない大きな温泉地が広がる。
今日の御宿は「東洋館」ほんとは、もう一つ候補があって、そちらの方がお風呂も雰囲気よさそうだったのだけど、修学旅行生が泊まっているという案内を受け、即座にキャンセル。やっぱ、お風呂で修学旅行生とかちあってしまったら、ゆっくりできないでしょう。前もって教えてくれて良かった＝！！

宿に着き、暮れ行く空を眺めながら展望風呂にゆっくりと漬かり、一心地ついたところで宴会タイム。

宴会といっても、大会社の社員旅行みたく、カラオケや新人社員の芸大会があるわけでもなく、お酒を飲みながらの楽しい宴会。
普段はあまり呑まないわたしも、ビールがとっても美味しい♪
品数も多くおなか一杯！！
最後のごはんは、食べられるわけもなく・・・おにぎりにしてもらえないか聞いてみると、「有料」との回答が。
え～去年は言わなくてもしてくれたのに～と思いつつも、仲居さんがラップとお塩をくれたので、宴会は一変「おにぎり大会」に！！
性格どおり、てきと～～にラップに包んで茶巾絞り風に絞る私をみつつ、居酒屋でバイトをしていたと自慢げに△おにぎりを作るものもいれば、俵おにぎりを作る人もいたりして・・・（笑）
おにぎりとお漬物をお皿に持って、私たちのお部屋の一番端のお部屋へＧｏ。
焼酎と、氷をいっぱいオーダーし、宴会に引き続き、「マージャン」大会の始まり♪
といっても、年配の方は草々にご就寝（まだ9時なんですけど・・・）

残った者で、好きな時簡にお風呂タイムに抜け出しつつマージャン大会。
私は・・・マージャンがわからないので、人数があぶれた人とトランプ大会！！
学生時代ぶりのスピードや、ヒチ並べ、ばば抜き。ひさしぶりにトランプしたな～。
なかでも、スピードは中学生位からやってないかも？　相手の人とかなり盛り上がりエキサイトゲームだった。
（このマージャン＆トランプをしたお部屋。タバコを吸う人が多くて、窓を開けていたのだけど、これが失敗。思いっきり湯冷めして、風邪を引いてしまった・・・(^^ゞ）

マージャンは盛り上がりつつも、朝が早かったので1時前には眠気が・・・。
ということで、早々にお開きとし、爆睡Ｚｚｚｚ。

翌朝。朝風呂にしっかりつかり（この頃からのどがバリ痛）、年配の方の考慮はせずに、ウチらの都合できめた朝食タイム8：30（笑）
ご年配の方々は、お風呂はもちろんのこと、お散歩まで終えておられました（爆）
普段はほとんど食べない朝ご飯も、旅行中は格別。しっかりとご飯のおかわりまで頂いた。

10：00にホテルをチェックアウト。
今日の予定は地獄巡りを始めとして雲仙周辺を観光。お昼を済ませてから路線バスにて下山する予定。

まずは、地獄巡りへ。ホテルから徒歩5分程で入口に到着。遊歩道にはいると、もくもくと煙が立ち昇り、もわ～っとした暖かさ。

夏に来るのはイヤね～と思いながら、遊歩道をのんびりお散歩。

途中、温泉卵をＧＥＴ（１コ60円）。買ったばかりでは熱くて持てない（泣）ので、しばらくおあずけ。
地獄めぐりの出口付近にある、足湯（またもや）に浸かりながら温泉卵にかぶりつく。コレがけっこう美味しかった～♪

地獄めぐりを終え、思ったよりも見るところの無い雲仙。びーどろ美術館にでも行ってみますか～？などと話していると、誰からとも無く、「島原鉄道に乗ってみたいかも☆」という意見が！！
本来の予定では、お昼過ぎまでココにいて、バスで諫早まで直接行く旅程。
とりあえず、調べてみようということで、携帯電話を借りて島鉄へ電話をかけると、あと20分後のバスに乗って島原へでると、諫早からのＪＲに間に合う列車（１時間に１本）に乗れるとのこと。
せっかくみんなが乗り気だし！！ということで、急遽、旅程変更！！！（少人数だからこそできるのかも）

はぐれていた数人を急いで携帯で集め（便利だな～）、ホテルに荷物を取りに行ってそのままバスに乗ることにした。
ホテルの前のバス停で待っていると、思いがけず満員のバスが・・・。
空いてるって言ってたのに～～と思ってもしかたのない路線バス(T_T)
若いもん２名に立っていただいて、島原駅へ。

島鉄の切符を買い、列車がくるまで50分程。そこら辺でお昼ご飯でも・・・。と思いきや、お店が全然ない・・・。
雲仙よりはあるだろうと思っていた私たち、あてがはずれて呆然。お弁当も売ってないのでしかたなく、数名が近くのダイエーに買出し（笑）
列車時刻の15分位前にようやく戻ってきた。 なんと、ダイエーでは全国駅弁大会が開催されていたらしい（笑）
このなんとも、言えないタイミングに笑いながら、駅でビールも仕入れ（もちろん会社もち）島原鉄道に乗り込んだ。

１両編成のローカル列車。座席も十分空いていた。よかった～！！
列車の中で、島原とはま～ったく関係の無い地方の駅弁（爆）を頬張りながら、のどかなローカル列車駅弁の旅♪
やっぱ、列車の方が「旅」気分でるよね～などと、急な旅程変更にもかかわらず、勝手なことを言いながらのんびり１時間ちょっとの列車の旅を楽しんだ！！

諫早に着き、しばらく待ち時間を過ごした後、予定通りＪＲ特急「かもめ」にて博多駅へ。みんな爆睡・・・・（笑）
博多についてそのままホームで解散となった。
今年は去年と違い、ちょっとハードな旅だったけど、それなりに楽しかった！！
皆さんお疲れ様でした。