【思い出の旅】九州列車の旅 [九州]
先週、久しぶりにソニックで大分に行ったら、なんだか、久しぶりに列車の旅したくなったな～。
思い出したのは、2年前（だったかな？）に、相方と、エアレールの九遊切符を使って九州列車の旅したこと・・・・。
当時は、ANAの超割とJRのコラボ切符をJR九州でもやっていた。
「九遊切符」九州新幹線が開通するまでは3000円、開通後は5000円で、1日の間、九州全線の列車（特急含む）が乗り放題だった。
ただ、超割の搭乗日の前後6日間(搭乗日含む)しか購入できなかったため、たいてい、土日で超割の旅をする私たちには、なかなか使う機会が無かったのですが、めずらしく、土曜～月曜の2泊3日で石垣にいったため、翌週の土曜日に九遊切符を使うチャンスがめぐって来た。
マズは、金曜の晩、博多を11時過ぎに出発する夜行特急（といっても、普通座席）のドリームにちりんに乗車。
鹿児島本線を、博多から小倉へ。そこで進行方向がかわり、日豊線をひたすら南下、大分方面へ。
途中、行橋付近で日付が変わるため、博多ー行橋を相方と2枚切符を購入（1枚2000円程度）。日付が変わってから先を九遊切符での乗車となる。
自由席で、割と空いていたため、一人二席ずつつかい、狭い座席ながらも、なんとか横になって寝ることができる(笑)
大分を過ぎ、佐伯を過ぎた辺りからで空が白み始め、次第に明けて来る海を眺めながら一路宮崎へ。
宮崎で、ドリームにちりんから、今度は、きりしまに乗り換え。
日豊線の残りの区間を宮崎から隼人まで乗車。
ホントは、そのまま鹿児島中央駅（旧西鹿児島駅）まで乗車したいところなのですが、次に乗る列車２つが、今回のメインの列車だったため、乗り継ぎ時間の都合で、隼人で下車。
次に乗車したのが、はやとの風。
九州新幹線の開通と同時に、今までJRの鹿児島－熊本間の主要路線だった鹿児島本線の川内－八代間が、第三セクターの肥薩オレンジ鉄道になってしまったことで、突如、主要路線？になってしまった(笑)肥薩線。
その、目玉商品と言えるのが、このはやとの風と次に乗るいざぶろう、しんぺい号である。
古い車体を改造して、ウッディなお洒落な観光列車として、名所の駅に少しづつ時間を取りながら鹿児島中央～吉松間をはやとの風が、吉松－人吉間をいざぶろう・しんぺい号が走っている。
隼人からはやとの風に乗り込み肥薩線の旅、途中、嘉例川駅で10分ほど停車。
この嘉例川駅は、築100年以上たっている木造の駅舎がそのまま利用されており、有形文化財にも指定されている。
はやとの風の乗車区間は、小さい頃かわいがって貰ったおばあちゃんの家がある「霧島温泉駅（旧、霧島西口）」を通るので、とても懐かしい・・・。
はやとの風は吉松まで。そこで、次の観光列車「いざぶろう・しんぺい号」に乗車する。（のぼりだからしんぺいかな？）
この列車は特急ではなく、普通列車。ただし、指定券が必要です。
吉松－人吉の区間は、肥薩線の一押し区間。
日本三大車窓とも言われる景色や大畑駅（おこば駅）ではループ線とスイッチバックを体感することができる。
途中、いくつかの駅にとまりながら、ゆっくりの観光列車で肥薩線の旅。
スイッチバックする線路。わかります？？？奥のほうです。
複線にみえますが、これが、スイッチバックの線路です。
人吉からは、今度は、九州横断特急に乗り換え。
夜行で乗ってきた、ドリームにちりんに次いで長い区間の乗車となる。
人吉から、肥薩線の残りを八代まで。そこからいったん鹿児島本線に合流し熊本へ。
そして、今度は、豊肥線に入り、阿蘇を横切って一路大分へ。
人吉は始発駅なので、運よく、一番前の座席をGET（っていうか降りると同時に並んだし・・・）！！
窓がとても大きく開かれているので、視界をさえぎるものも無く、球磨川渓谷沿いに走る車窓の景色を存分に楽しむことができた。
が・・・熊本からは、進行方向が変わってしまう。
車掌さんに聞いたところ、なんと、今度は指定席になってしまう一番前の座席にも空があるとのこと。
長時間乗車のため、車窓は良いに越したことは無い。500円で座れるなら安いものと、指定券を発行してもらい、
雄大な阿蘇の景色を眺めながら、大分までの豊肥線の区間も、存分に楽しむことができた。
大分に到着。
ここから、行きに来た路線（ドリームにちりんと同じ路線。ソニックが走ってます）で戻るのは面白くないので、
今度は、久大線を利用。時間さえ合えば、ゆふいんの森に乗りたかったけど、指定はなかなか取れないだろうし、時間も悪かったので特急ゆふを利用して、由布院・日田を経由し久留米で再び鹿児島本線に合流し一路博多へ。
長い長い、九州特急列車一筆書きの旅(笑)が終わりました。
いや～～さすがに、お尻がいたくなったけど、豊肥線、久大線はこのとき初めて乗った区間だし、面白かった～。
しかも、九州の特急列車は、車両もいいし、何より、車窓に飽きることがありません。
九遊切符のなくなってしまった今、１８切符では特急に乗れないので、なかなかチャレンジする機会は無いかもしれませんが、一部一部なら、十分乗れると思うので、皆様是非、乗ってみてください！
矢印の順番に一筆書きしました。
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