ハワイWEDDING旅行16-オヒア・レフア [ハワイWEDDING旅行]
コナ空港からキラウェア周辺までを見渡す限り溶岩台地。
ドライブを続ける道の右も左も溶岩地帯なのだけれど、驚くことに、その溶岩台地にも緑の木々が生い茂り、森が形成されている 。
ハワイ島ではその森の成長を比較することで、その辺りの溶岩が何時ごろ流れた地域なのかを見分けることが出来るそうです。
まだ溶岩が流れて程ない地帯には、小さな木しか生えていません。
そして、その溶岩台地に、最初に根付く樹木が、ハワイの固有種であるオヒア・レフアの木だそうです。
生命力豊かなこの木が最初に溶岩台地に根付くことで、溶岩をやわらかく砕き、空気を混ぜ、自身の落ち葉とで腐葉土を作り出すことにより、他の木々が芽生えやすくするそうです。
さて、このオヒア・レフア、「木」の部分をオヒア「花」にあたる部分を「レフア」と別々に呼ばれています。
そして、このオヒア・レフアの名前の由来には、ハワイ島のシンボルともいえる火の女神「ペレ」にまつわる悲しい伝説があ るとのこと。
簡単に説明すると、オヒアという青年に恋心をいだいた女神ペレ。
オヒアに求婚するも、既にオヒアにはレフアという恋人が いたため、断られてしまいます。
それに激怒した女神ペレ。怒りのあまりオヒアを木の姿に変えて自分の側から離れられないようにしてしまったそうです。
(ん?どこかで聞いたような・・・そう言えばギリシャ神話にも似たような話、ありましたよね・・・??)
さて、大切な恋人を木に変えられてしまったレフア。
悲しさのあまり泣き崩れる毎日。そんなレフアを見かねた他の神様(一説に寄ればマウナケアの 女神様)がレフアをオヒアに咲く花に変えて側にいられるよう にしてあげたそうです。
そのため、ハワイではオヒアの木からレフアの花を摘むと、悲 しい雨が降ると言われているそうです。
それにしても、人間に恋をしてしまう神様。
恋が実らないことに怒って動物似姿を変えてしまう我侭な神様 。
嘆き悲しむ恋人の姿も変えそばに置いてあげる・・・。
ギリシャ神話とハワイの神話、似てますね~。あ、わがままな神様にいたっては、日本神話でも一緒ですね(笑)
全く違う文明圏なのに、同じような神話ができるなんて不思議 ・・・。
人間、進化や発展の間に考えることって一緒なんで すね~。
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