[週末温泉旅行2]大雪に立ち往生：南の海と旅が好き♪：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

[週末温泉旅行2]大雪に立ち往生　[九州] [編集]

さて、御宿泉水の御食事で、お腹いっぱいになったあと、またまたゆっくりと御湯につかり爆睡。
目覚めた翌朝・・・・。
なんだか、し～ん・・・・・とした雰囲気。
窓から外を眺めると、川原が白い。
あれ？雪降ったのかしら？？？？と、朝風呂につかりにいくために外に出てびっくり！
一面の雪世界でした・・・(>o<")

それでもまあ、まだ早朝だし、日が照ってきたら溶けるかな～程度にしか考えてなかったんですけど・・・・。
御風呂から上がって朝ごはん食べに行く時も、天気が良くなるどころか更に雪が降ってきて・・・・。

そこまできても、九州の雪だし、車の量が増えたら溶けるよ～なんていいながら、喫茶棟でコーヒーを飲みながら外を眺めていたのですが、雪はいっこうにやむ気配が無く・・・。

これは・・・やばいかも・・・・・。

チェーンを積み忘れてた私たち、ちょっと焦り始めた。
車がムリなら、バスがあるかも・・・。とバス停に行ってバス会社に電話をしてみたところ、
「今の路面状況では、湯坪まではいけず、途中までの折り返し運転になってます」
とのこと。

や・・・ヤバイ・・・・・。

折り返し地点のバス停までは１０ｋｍ近くありそうなので、とても歩ける距離ではなく・・・。
ホントはもう一風呂入って帰る予定だったけど、急遽、出発を速めることにしました。
宿をチェックアウトし、一緒に泊まっていた常連のおじさんが、雪でも比較的大丈夫な道を教えてくれたのでとりあえずそちらへ向かうことにした。

宿をあとにして、恐る恐る進み始めると、なんとか運転できそう。
主要道路（といっても山道だけど）にでると、走ってる車の轍なんかもあって、「これならなんとかなる？」って思い始めたのだけど・・・。
山の自然は厳しく、さっきまで元気の良かったお日様が、急に雲に隠れだし、またもや雪が降り始めました。

う～ん。とりあえずいけるところまで行ってみよう。
なんとか、ゆっくりと車を走らせながら、進んでいたのですが、難関と思えた一丘を無事超えて、安堵したその先の坂道で、見事に脱輪している2台の車が・・・・。

ソレを見るなり、相方が、コレはムリだな。
とすかさず引き返し、少し戻ってバス停の広くなってるところで待機することにしました。

待つこと小一時間。ラジオを聞いたりテレビを見たり時間をつぶし、気温が上がるのをまちました。
交通量もだんだんと増えてきて、バス停付近の轍も広くなり始めたので、再びチャレンジ。

すると、今度は、さっき無事に越えた丘の上り坂の途中から大渋滞・・・・。
なんで？？？
相方が車をおりて見に行くと、さっきの脱輪した車の後ろで、更に何台かの車が脱輪。
そのおかげで、大渋滞が起きてました。
坂道で前がわからないので、雪タイヤを履いている車もワケがわからず止まってる状態・・・(>o<")

路面状況を見に行った相方が、「やっぱりムリ。もう一度引き返して待機！！」
とUターン。
すると、渋滞に詰まってる車が次々と窓を開け、状況を聞いてくる。
その1台1台に、路面状況を説明し、タイヤの種類を聞いて、「この車なら行けますよ！」「この車じゃ～ちょっとムリ」とまるで路上整理のおじさん状態の相方・・・・(;^_^A アセアセ・・・

またもや、先ほどのバス停に戻り、更に1時間ほど待機。
雪もやみ、空もだんだん明るくなってきました。
とりあえず、違う道にもチャレンジしてみたのだけど、やっぱり無理そうで引き返し、3度目のチャレンジをすることに。

行って見るとさっきと同じくらいの渋滞が。
私たちが引き返した際に渋滞で止まっていた普通タイヤの車もまだそこにいました。

相方がまた車をおりて、脱輪車の車のいる坂道に路面状況を見に行って帰ってくるなり「今度は行けそう！！！」

天気予報を聞くと、この先また雪が降ってきそうだし、ウチのボンゴフレンディ君は重い車なので、何とか行けそうと判断した相方が、渋滞から抜けてゆっくり坂道を登り、恐る恐る下ると、なんとか乗り切ることができました。

良かった～～～～。少し行った休憩所で止まってた観光バスの運転手さんに、この先の路面状況を聞くと、行けそうだったので、そのまま進むことにしました。
結局、その先の道は、思ってた以上に雪は無く、立ち往生していたところが一番ひどかったみたいです。

相方の機転のおかげで、出発から3時間ちょっとくらいかけて、ようやく山から下りることができました。（通常30分）
いや～あせった～～～。

相方のご褒美に、筑後川のうなぎを御昼ごはんに食べて、「秋月」に立ち寄って帰ることに。