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祇園祭 宵山 その2 [京都]

昨日の夜は、とても涼しかったです。
大阪に住んでる割には、普段でも、夜は冷房も扇風機もあまり必要ないのですが、昨日は夜中寒くて隣の部屋に忘れてたお布団を取りに行ったくらいです!!
最初は寒くても我慢してたので、なかなか寝付けず・・・おかげで寝不足になってしまいました( ̄Д ̄;;

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さて、宵山の山鉾めぐりの続きです!
長刀鉾を後にして、次に向かったのは「孟宗山」です。

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この孟宗山は、今年の一番くじを引き当てた山です。つまり、長刀鉾の次に巡行を開始する山です。
中国の史話「二十四孝」の一人孟宗が病気の母親の好物を雪の中探し回って見つけ、母を喜ばせたという説話を題材にした山だそうです。

昨日の記事にも書きましたが、宵山では、山車を展示するだけでなく、だしを彩る装飾や美術品の数々が展示されているので、それを見学するのも楽しみです。

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展示されているのは、このような、典型的な京都の町屋の特徴である間口が狭く奥に長い敷地に入っていきます。
山鉾町によって様々ですが、飾り物を町屋そのものに展示されていたり、このように、おそらく山の保存場所で飾り物を公開しているところもあります。
(奥には、小さな神社がありました。普段ご神体を安置しているのだと思います。)

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ご神体

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奥では、お守りやチマキが売られてます。
奥に見えるのが、孟宗山を彩る「孟宗竹林図」(たぶん)です。

次に行ったのが8番の「占出山(うらでやま)」です。

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このように、飾り付けのされる前の山は、ちょっと寂しいですが、その代わりに松(杉の山もあったかも)が飾られています。
占出山は、神巧皇后が外征に際し、肥前国松浦郡玉島川で鮎を釣って戦勝の兆しとしたという日本書紀の題材とした山です。山を飾るのは、日本三景を描いた前懸、胴懸が特徴だそうです。
さっそく、占出山も見学。

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なかなか普段は入ることが出来ないので新鮮です。

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日本三景を題材とした山を飾る懸物、ちょっとボケちゃった・・・。

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こんなキレイな友禅も展示されていました。

山鉾は、32の山鉾町と呼ばれるそれぞれの町内が管理、維持、保存しています。
町の入り口の辻(≒交差点)には、山や鉾にある提灯と同じ、山鉾町の名前が入った提灯が飾られます。

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こちらは、「山伏山」の町に入る辻にあった提灯。
次は、この「山伏山」を見学することにしました。

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「山伏山」は、その名のとおりご神体は「山伏(修験者)」です。
昔、八坂の塔が傾いた時に法力によって直したという浄蔵戸貴所の大峰山入りの姿を現したものだそうです。
大峰山といえば、関西では修験道の山として今でも有名です。

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こちらが、ご本尊の山伏様(遠いですね)。もちろん、巡行のおりには、山の先頭に乗せられて巡行するそうです。
こちらでも、飾り物を見学

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飾りの房が特徴らしいです。

表では、「山伏」らしく、ほら貝のついたお守りが売ってました!

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このお守り、とても可愛かったので、買おうかどうか迷ったのですが・・・・まだ最初の方だったので辞めちゃいました。
来年は購入しようかな~。(ちなみに、チマキも買い損ねてしまいました(T_T))

毎度同じネタですみませんが・・・明日まで続きますm(__)m


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